日本の各地海岸では、海藻が極度にいなくなる「磯焼け」が深刻化しています。磯焼けの原因は様々言われていますが主に「食害説」と「栄養欠乏説」とに分かれています。昔といってもほんの20-30年前の前浜は絡まりそうに海藻が生い茂りそれを住処にする魚や貝など生命に満ち溢れていました。しかし、昭和後期に海岸線の護岸や山の伐採、ダムの造成など近代的な開発がなされました。それに反比例して浜は活力を失っていったのです。
このHPでは、磯焼けの原因は山の腐葉物質や鉄分欠乏などが主な原因とする「栄養欠乏説」に立ち、マーチンの鉄仮説及び松永理論に基づき、海岸に施肥や鉄分を補給することで昔の海が再生されるという証明と実績を示し、豊かな海を取り戻そうとする最新技術を紹介していきます。