東京大学院・ボン大学生増毛で藻場造成を学ぶ

先日、東大の山本先生率いる東京大学院生とボン大学の学生が、増毛に来町し、藻場の取り組みなどを学びました。その後、懇親会が開かれ東京大学ボン大学の親睦はもとより、参加各学生は増毛町について良い思い出を残されました。
その模様が28日付け日刊留萌新聞に大きく掲載されています。

速報!阿分浜に群来

4月30日曇天、突然に阿分から礼受にかけて浜が白くなり、ニシンの大群が押し寄せ群来となりました。

ゴールデンウイークが始まったこともあり国道淵には多くの見物客も大賑わい。
沖から押されるように岸にあふれたニシンは折り重なるように跳ね上がり水中はパニック状態となっていました。

沿岸調査を上空から

ブルーカーボンの沿岸調査をドローンで行う国の指針が、北海道新聞に掲載されていました。

増毛漁組の藻場再生事業沿岸も数年前からドローンでの写真撮りは行っていましたが、ドローンの性能もアップしてGPSとの連動機能のほか、撮影能力の向上で詳細なデーター収集が可能になって来ましまた。港湾空港技術研究所の指導に期待です。

留萌市でもブルーカーボンへ挑戦

増毛町の北お隣、留萌市でもブルーカーボンの研究が始まりました。

留萌港は近隣でも一番大きい主要港湾。北と南に沿岸域が広がりその全長は増毛町よりは短いですが、今回は南側防波堤内側を利用しての試験の様です。

方式は北電の火力発電石炭灰と有機物を組み合わせたものです。留萌市は最近防波堤の上に巨大風力発電を設置しました。海底はブルーカーボンによる海の緑推進、空中はクリーンエネルギー、良いアイデアです。詳しくは北海道新聞記事をご参照ください。

防波堤の内側にブロック状の施肥材を活用した方式は函館港や道東の港でも行われています。

日本製鉄㈱、増毛での取組

日本製鉄株式会社は、11月17日鉄鋼スラグによる藻場造成事業でJブルークレジット®認証を取得。

さらに鉄鋼スラグを活用した「海の森プロジェクト」で、増毛町においてもビバリー®ユニットを先日増毛浜に設置しブルーカーボン効果を検証します。

また、ブルーカーボンの分かりやすい解説動画を公開しました。増毛町長、漁組組合長他出演し、また増毛町の河川や浜の景色を360゜で見られます。

ブルーカーボン勉強会

10月14日付け北海道新聞記事より。

留萌開発建設部は先ごろブルーカーボンの勉強会を開催しました。講師は増毛の藻場再生海岸を数年前より視察されたブルーカーボン研究の第一人者である国立研究開発法人「海上・港湾・航空技術研究所」の桑江朝比呂沿岸環境研究グループ長でした。

日本製鉄㈱小杉知佳研究員も今回の勉強会ほアシストしています。詳しい内容は記事内容を。

東京大学大学院生学外授業

8月25・26日東京大学大学院山本光夫教室の海外からの留学院生14名が、増毛町の藻場再生事業現場である海岸を見学。また増毛漁組において、西野組合長、増毛町農林水産課担当坂口氏らとの意見交換会、また日本製鉄小杉女史のリモート講義等盛りだくさんのプログラムで学外授業が繰り広げられました。

山本光夫東京大学准教授は20年前、増毛での研究を始めた定方教授の後継者として、以前より増毛にかかわられており、現在は海の緑化研究会の会長としてご活躍中です。

課外授業後は、ヤマセン仙北果樹園で果樹園見学、国稀酒造で酒造り蔵を見学して帰られました。

増毛町新年度計画で日本製鉄㈱チーム視察

4月6日、日本製鉄㈱スラグ事業・資源化推進、近藤室長と赤司部長代理が増毛海岸を視察しました。ご案内役は20年間増毛通いの堤氏(現日鉄総研)です。時化模様でしたが、阿分・舎熊・別苅の海岸をそれぞれ観察。

その後、増毛町と増毛漁組とで新年度の藻場再生事業計画の打ち合わせを行いました。

役場では堀町長、担当の坂口氏と打ち合わせし、漁組では相内専務・中鉢参事らと会談し浜各所からの要望に応える等を検討する内容でした。