春の海を観察

 3月14日、東京大学の山本先生、東京海洋大学の藤田先生両名が別苅オタルマナイ海岸藻場再生試験区の経過観察のため来町されました。藤田先生はまだまだ冷たい海へ入り、水中の様子を直に観察。浜で見ているこちらの方も寒くなる思いでした。

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 現在の水中は、コンブの幼体を始め様々な海藻が観えてきているようです。
 その後の懇談会では、漁組組合長の参加し、増毛の春ニシン塩焼きなど数種の魚料理ををご賞味。魚談義に花が咲きました。

群来で浜沸く【石狩浜】

1月末の北海道新聞、石狩浜でニシン到来のニュースを伝える記事です。

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昨日の増毛は大雪で気温も比較的高く風も穏やか。ボタン雪が津々と降り積もりしましたが、雪質は湿りがちで春が近い趣きです。ニシンもそこまで来てるかも知れません。増毛の漁師は、春はやっぱりニシン漁から始まりたい。、一年の漁を占う賭けのような博打網、それが漁師かな。

藻場再生の浜で群来が興ること夢に見て腹にさらし巻く、今日は北島三郎的に。

北海道磯焼け対策連絡協議会と凪の増毛漁組藻場再生海岸の海中映像

 先日1月16日札幌市で平成26年度北海道磯焼け対策連絡協議会が開催されました。開催は今年で6年目です。今年の講演は株式会社アルファ水工コンサルタントの綿貫啓氏でした。

 会場には増毛漁組との新プロジェクトモニタリング担当、いであ㈱の笠原勉氏(増毛漁組の藻場再生事業の当初よりの東大山本先生会長の海の緑化研究会の事務局)や函館海洋技術研の山本隆造氏がこられていました。
 今年の協議会の様子は、近日中に道庁磯焼け協議会の事務局榊原主査より正式報告書が出されますので、公開後にはすぐにアップします。

 札幌に行く前日の15日、久々の凪でしたので、浜へ降りて水中を覗いてみました。磯焼対策10年間の実績ある舎熊海岸は色々な海藻が繁茂し、それを食べるツブ類が張り付いています。もうすぐコンブの幼体も見えてくるはずです。

 昨年秋施工の別苅の海岸石は岩海苔が真っ黒にこびり付いていて、これからが楽しみです。

冬の日本海に挑む

 2015年明けましておめでとうございます。今年も増毛町における藻場再生事例をアップしてまいりますので、よろしくお願いいたします。
 さて、年末の12月26日、大型低気圧通過後の日本海は天気晴朗なれど波高し。波のうねりは迫力が有ります。そんな中、東京海洋大学・藤田大介教授が来町し早速は別苅の藻場再生試験海岸へ。
 現場主義の藤田教授は、自ら水中観察調査です。白波の中の観察は、まさに格闘。
 藤田先生は藻類学・海洋環境学界第一線の研究者。水産庁磯焼け対策ガイドライン策定委員でもあられます。増毛の藻場再生事業の取組みにご意見をいただける事は大変光栄です。
 ちなみに、12月26日午後2時外気温-2℃、水温7℃西南西の風4mでした。

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北大へ訪問

 北海道大学工学部准教授、福嶋正巳先生の新しい研究室にお邪魔しました。資源化研究が専門で、数年前より沿岸施肥材でお世話になっています。

 今度の新しい研究室は、執務室と実験室が廊下を挟んでてるので研究には最適との事です。それにこの部屋はあのノーベル賞受賞者である鈴木先生が使用していた部屋だそうです。

 実験室は部外者立ち入り禁止ですので、廊下で先生のお写真をパチリ。

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先生自ら試験水槽へ

 藻場再生基材の基礎水槽実験場。今季の最終データー取りは東京大学山本光夫先生と北海道大学福嶋正巳先生がお二人でお出でになり12月2日の吹雪の中、自ら採水作業です。
 先般、福嶋先生は研究室は移動が有りました。行き先は、あのノーベル賞受賞者である鈴木先生が使用していた部屋である材料化学楝(MC-406)です。いつか出札時、お邪魔できましたら雰囲気を報告いたします。

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鉄の三人衆

 10年間で40回以上増毛に通い、増毛の浜と向かい合ってきた新日鐵住金のT氏(写真手前)。この度、後輩K氏(写真中央)とS氏(写真右)らと来町。11月28日、舎熊や別苅の施肥海岸を視察しました。初冬にしては珍しい好天ででした。この後、札幌の道庁水産林務部担当者と懇談し、これまで10年間の増毛町における藻場再生の経緯や今後の取り組みについて報告しています。

 次回来町の春には沢山生い茂ったコンブの海と再会出来ます事が、楽しみです。

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頼もしい若き研究者

 増毛漁組藻場再生事業も10年間で沢山の方々との出会いが有りました。大学の若き研究者も多い中、北海道大学福嶋正巳准教授の愛弟子、岩井久典君はこの度大阪府立大の助教として赴任です。

 月に一度は増毛の実験施設へ福嶋先生と一緒に来られていました。漁船にも乗り定置網体験も一生懸命でした。

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 腐植物質と藻場再生の研究を引き続きされるそうです、

http://www.marine.osakafu-u.ac.jp/~web01/ob/news/keki/k22/k22-8.pdf

可愛い実験助手

moba2014-11-13-1時化前の11月1日増毛町阿分に設置されている北大工学部準教授福嶋先生と東大の山本先生共同の試験設備。データー取りのお手伝いは土曜日のため助手院生はお休み。急遽、福嶋先生の奥さんとお嬢さんが、試験データー取りのお手伝いです。

 お母さんと真剣な父の仕事姿に感動したお嬢さまでした。大時化のため取水が一時ダウンするハプニングがありましたが、間もなく復活し、凍結前の12月初旬まで試験継続です。

季刊 新日鉄住金 Vol.7

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 こちらも新日鐵住金の社内誌である「季刊新日鉄住金」。今回発刊Vol.7の24ページから27ページは、「鉄鋼メーカーがこんなことまで?!鉄を利用した海の森づくり」と題して、増毛町の事例など紹介されています。
増毛大好きな北大本村先生の愛弟子小杉知佳主任研究員もアップです。

http://www.nssmc.com/company/publications/quarterly-nssmc/pdf/2014_8_007_all.pdf

藻場造成事業先駆者のお一人

10年前当時、新日鐵㈱スラグ担当部長でした中川雅夫氏は、増毛の藻場再生プロジェクトスタート時からの大切なメンバーのお一人です。現在は五洋建設㈱顧問となっていますが、今般ご来町になり、新規プロジェクトがスタートしたばかりの別苅オタルマナイ海岸現場を視察されました。
 渚を見つめる中川氏。あれから月日は流れましたが、立場は変わっても日本中の磯焼けが解消される願いは変わっていません。

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「海岸いっぱいにコンブがビッシリ生い茂る日はかならずやって来る!」

新日鐵住金技報より

社内誌ではありますが、新日鉄住金技報NO339はスラグ特集です。全200ページにわたる技術資料随所に藻場造成に係わる技術報告が有ります。

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7ページには「藻場造成用鉄分供給材および海域環境へのスラグの有効性評価技術」のリポートがあり、また79ページから89ページには「転炉系鉄鋼スラグ資材を用いた海域も場造成技術の開発」「スラグ資材の海域適用時の影響評価」と題して、増毛漁組と古くから関係の深い方々のリポートです。

ネットで公開もされていますので、ご一読を

http://www.nssmc.com/tech/report/nssmc/no399.html

夢は嵐と戦い

別苅地区の藻場再生事業工事は後半戦に入り、初冬の北日本海名物、発達しながらオホーツクに移動する低気圧との戦いです。北西の風12m以上と4mを越える波でバッツホーも一時避難です。明日からの好天に期待です。

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現場航空写真その1

新規藻場再生事業現場の航空写真が公開されましたので一部をUP

致します。場所は小樽間内第一バス停付近。ヘリコプターを操作しているのが見えますし、現在の海底の様子は写真のとおり。

ブログでは写真の精度を下げましたが、元データーは海の中まで鮮明です。ちなみにカメラはCanon 5D Mark3です。

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藻場再生事業工事開始

増毛漁業協同組合・海の緑化研究会・新日鉄住金の三者共同事業である「増毛町オタルマナイ海岸での藻場再生事業」の工事か㈱渋谷潜水工業の施工チームの下で本日10月24日より開始されました。

海岸工事全長300mへの施工です。こんな秋の穏やかな日和、工事も順調に進んでいます。施肥基材製作現場の増毛港ヤードより運搬を開始し埋設工区の掘削も開始されました。

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新プロジェクト現場を空中撮影

新プロジェクトは増毛町別苅の小樽間内海岸。本日10月15日、最新ラジコンヘリコプターによる空中撮影を敢行しました。
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藻場再生事業前の手つかずの状況把握し、今後の海岸への基本的な施肥計画の策定のため実施しました。

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今回の空中撮影には、最新の8翼の大型ラジコンヘリコプターをチャーター。多少の風がありましたが、安定的な写真撮影が出来ました。

この空中撮影映像は後ほどアップします。

新プロジェクト始動

増毛漁業協同組合と新日鋨住金㈱との藻場再生事業も昨年度で10年を経過。関係各位のご協力で11年目の今年は、新プロジェクトが別苅地区オタルマナイ海岸で推進される事になりました。
町内側より別苅岬の写真です
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日本の藻場再生事業の先駆者の一翼として、新たな一歩を踏み入れるという事は、これほどうれしい事は有りません。10年前、新日鐵さんとの協力関係をゼロから築いて下さいました皆様には特段の御礼を申し上げます。

9月5日には、増毛港の改良事業の一環としてホタテ漁業専用岸壁の供用開始の式典と祝賀会もあり、おめでた続きです。

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