藻場再生海区調査

7月8日、日本製鉄㈱のブルーカーボーンに関する方々を始め、産官学共同年次大規模調査隊が来町しました。

日本製鉄㈱北野スラグセメント部長らの視察。藻場調査チームは全国水産技術者協会笠原氏がリーダー。潜水チームは駒木代表のオーシャンプランニングの面々。分析チームは日鉄若手女史小杉知佳氏率いる3名といであ池田氏、大学からは東京大学山本准教授、東京海洋大藤田准教授、国の機関からは港湾空港研究所の桑江氏と渡辺氏、他にも矢口港湾チーム、事業開始当初よりの関わっている中川氏(現・五洋建設)、堤氏(現・日鉄総研)らで水面と水中と上空ドローン空撮で、多様で綿密な調査を行いました。

夜の情報交換会には堀増毛町長や西野組合長も参加頂いて総勢25名で盛会に開催。

東京海洋大学の藤田氏による水中調査のプレゼンテーションによると、別苅地区の藻場の状況は良好だが、海底の砂の移動が見られるなど海藻繁茂に不利な状況も指摘されました。

17日付北海道新聞留萌宗谷版にこの時の模様が記事になっています。

積丹町も挑戦

コンブの成長促進のために、海由来の栄養素を還元する事業が積丹町でも行われています。その詳細が北海道新聞6月8日付けに掲載されていました。
増毛の場合は、鉄鋼スラグの鉄分と腐植物質、それに魚粉の醗酵熟成品が基本材料ですが、以前、ウニ殻も混ぜてみた事があり、その結果は比較的良かったのです。醗酵させたホタテ籠の洗い残渣も良い栄養ですけどね。

増毛昆布

6月8日の北海道新聞に、地域おこし協力隊の大島さんが発案したコンブのグッツが掲載されていました。
増毛の昆布は「ホソメコンブ」で、利尻や日高の昆布と比べると見た感じは貧弱感がありますが、ダシは引け目なく大変良く出ます。
藻場再生事業の成果で、増毛海岸は今年も昆布が豊富に繁茂しています。詳しくは紙面で。

ニシン大漁

増毛町から約100キロ北にある初山別村の定置網に、5月22日ニシンが大量にかかった記事が北海道新聞に紹介されました。

大漁と裏腹に価格は暴落。現代の日本人はニシン食習慣が変化し、ほとんどが加工用に利用され価格に反映しずらい環境となってしまいました。

マンガ「鉄のひみつ」

学研から出版されている、まんがでよくわかるシリーズ本に「鉄のひみつ」が加えられました。

日鉄監修のもとで完成し、学校図書館などに寄贈されるので、街の本屋さんには売っていませんが、ネットで無料閲覧できます。
102~103ページには、シーラボが取り上げられ、このHP、MOBAの一端も紹介されています。また、研究所を見学した子供のうちの一人がその経験をきっかけに海洋生物学者になったという結末も魅力的です。

リンクはこちら学研kidsnet   https://kids.gakken.co.jp/himitsu/155/

MOBA.WSシーラボ関連記事はこちら2017/12/3

藻場再生海域定時調査

5月15日16日、増毛漁組藻場再生海域で今年も定時調査が実施されました。多方面からさらに増強されたメンバーが参加、藻場実験海域を検証しました。

 北海道大学本村先生と後任の長里千香子新所長、港湾空港研究所から桑江・渡辺両氏、日本製鐵㈱木曽・小杉氏、海の緑化研究会事務局長は全水技協の笠原氏、いであ㈱池田氏、オーシャンプランニング駒木社長・脇坂氏、ヤグチダイバー伊藤・對馬氏、日鉄分析チームは泉・市原氏らが参加しています。

 新ブルーカーボンプロジェクトのスタートです。

追記:当日のドローン映像はこちら

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日本製鉄㈱副社長ら来町

先月4月26日、日本製鉄株式会社の副社長の谷本進治氏らが増毛町に来町。藻場実験浜などを視察しました。

しかしこの日は気温が低いうえ風が強く、ドローンによる撮影をお見せすることが叶いませんでした。
町長や増毛漁組関係者と昼食会を開き、その後数名で浜をバックに記念写真を撮っております。

左から日本製鉄小杉さん、谷本副社長、増毛の世話役相馬氏、日本製鉄木曽氏、西藤氏。木曽氏は藻場制裁事業当初より16年間も増毛と携わっています。

群来の記事

日本国では平成から令和へ御代替わりのお祝いムードですが、4月下旬道北の日本海沿岸各所でニシンの群来が見られました。道新の記事では小平町や礼文島でニシンが訪れ、海岸が白濁したのが見られたようです。
もしかしたら増毛町の海岸でも群来があったのかしれませんね。

群来は曇り空の干潮時期、海の穏やかな早朝めがけて海岸へやって来るようです。ニシンは賢い。

※記事をクリックすると拡大して見られます

日本を変えた鰊

JR北海道車内誌3月号、特集は「日本を変えた鰊」でした。
食糧としての鰊、魚粕の場合の価値などが良く解かります。増毛町も鰊のお陰で、昭和30年頃まで毎春大量の鰊が押し寄せ、まさにゴールドラッシュさながらの様子で町が繁栄した歴史があます。
北前船の歴史もよくわかり、鰊が日本の近代史に与えた影響などが理解できます。
藻場が蘇れば鰊が昔のように回遊してくることも夢ではありません。藻場再生は北海道一地域のみならず、日本全体にとっても重要な取組なのかもしれません。

道新に本村先生退任記事

増毛漁組の藻場再生事業を取組当初から御世話下さいました北海道大学臨海実験所の所長本村泰三先生が定年退職されました。次期所長は長里千香子さんになられる記事が北海道新聞室蘭地方版に掲載されていました。

本村先生には、藻場再生継続10周年、昨年実施した20周年にも来町を頂き、講演など大変お世話になり感謝いたします。次回はプライベートでも増毛町を訪問していただきたいと存じます。
次期所長、長里先生も今後とも変わらぬご支援賜り、増毛の浜の変化を観て頂きたいと思います。

季刊「鐵の世界」187号より

昨年10月12日増毛町で開催された増毛漁組主催「浜が蘇る」藻場再生事業20周年記念の講演会の様子が季刊「鐵の世界」187号に詳しく載りました。

記事の執筆記者は留萌出身、村山茉林さんです。実は講演会の司会を担当して頂いた村山ゆかり(留萌市議会議員他多方面ご活躍中)さんの娘さんです。故郷の壮大なる試みである事も相まって、記事は丁寧かつ専門的に書かれておりますので、是非ご一読ください。

時を超える”昆布”

JR北海道特急に備えてある車内誌、「THE JR Hokkaido」1月号に昆布記事特集が載ってます。

昆布の種類はもちろん、出汁ソムリエや料理研究家らの調理方法、北海道大学の昆布研究者による昆布の生態、生息傾向など細かく載っております。

増毛の取り組みは載っておりませんが、どのページも興味深い内容ですのでJR北海道をご利用の節は是非ご覧ください。