10月3日、増毛の浜は大シケ。現地視察もそこそこに、室内会談。
日本の藻場再トップメンバーが増毛で現地会議。北海道大学の本村先生、長里先生、東京海洋大学の藤田先生や、新日鐵住金㈱増毛担当加藤氏、同じく本村先生の愛弟子小杉女史、事務局いであ㈱笠原氏、他各院生の学生さんも参加して、夜通し藻場再生討論会。朝まで何とかというテレビ番組よりも白熱した会談で盛り上がりました。
豊かな海を取り戻せ!北海道増毛町から発信する最新技術。このHPは増毛漁業協同組合が運営しています。
5月28日、調査視察チームが増毛漁組藻場再生海岸への来町しました。
本村先生の愛弟子である北海道大学・北方生物圏フィールド科学センター准教授長里千香子先生と、新日鐵住金・加藤氏、いであ・笠原氏(通名Mr.ジュゴン)ら3名が、現地を視察しました。
昨年から始めた別苅オタルマナイ実験区では、渚から観察。10年目を迎えた舎熊海岸では、胴長靴姿で海に入り、大きいコンブとの対話しました。カッパ姿もすてきな長里先生は渚の花のようでした。
夜の懇親会には増毛漁協西野組合長と組合長差入れのボタンエビを焼いて食べながら藻場談義の花が咲きました。
先日1月16日札幌市で平成26年度北海道磯焼け対策連絡協議会が開催されました。開催は今年で6年目です。今年の講演は株式会社アルファ水工コンサルタントの綿貫啓氏でした。
会場には増毛漁組との新プロジェクトモニタリング担当、いであ㈱の笠原勉氏(増毛漁組の藻場再生事業の当初よりの東大山本先生会長の海の緑化研究会の事務局)や函館海洋技術研の山本隆造氏がこられていました。
今年の協議会の様子は、近日中に道庁磯焼け協議会の事務局榊原主査より正式報告書が出されますので、公開後にはすぐにアップします。
札幌に行く前日の15日、久々の凪でしたので、浜へ降りて水中を覗いてみました。磯焼対策10年間の実績ある舎熊海岸は色々な海藻が繁茂し、それを食べるツブ類が張り付いています。もうすぐコンブの幼体も見えてくるはずです。
昨年秋施工の別苅の海岸石は岩海苔が真っ黒にこびり付いていて、これからが楽しみです。
2015年明けましておめでとうございます。今年も増毛町における藻場再生事例をアップしてまいりますので、よろしくお願いいたします。
さて、年末の12月26日、大型低気圧通過後の日本海は天気晴朗なれど波高し。波のうねりは迫力が有ります。そんな中、東京海洋大学・藤田大介教授が来町し早速は別苅の藻場再生試験海岸へ。
現場主義の藤田教授は、自ら水中観察調査です。白波の中の観察は、まさに格闘。
藤田先生は藻類学・海洋環境学界第一線の研究者。水産庁磯焼け対策ガイドライン策定委員でもあられます。増毛の藻場再生事業の取組みにご意見をいただける事は大変光栄です。
ちなみに、12月26日午後2時外気温-2℃、水温7℃西南西の風4mでした。