藻場再生増毛サミット

10月3日、増毛の浜は大シケ。現地視察もそこそこに、室内会談。

日本の藻場再トップメンバーが増毛で現地会議。北海道大学の本村先生、長里先生、東京海洋大学の藤田先生や、新日鐵住金㈱増毛担当加藤氏、同じく本村先生の愛弟子小杉女史、事務局いであ㈱笠原氏、他各院生の学生さんも参加して、夜通し藻場再生討論会。朝まで何とかというテレビ番組よりも白熱した会談で盛り上がりました。

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別苅上空より

7月17日は晴天。昨日潜って調査いただいた別苅浜を今度は上空から写真撮影です。もちろん撮影は旭川在住の航空写真の専門家にお任せしています。
この日は微風と凪で海の透明度が良かったので、海中の藻場状況や海底の様子が手に取るように見えていました。

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航空写真と分析の状況は後ほどアップします。

プロによる藻場水中調査

6月22日より藻場再生試験海域に、プロによる水中調査が行われています。調査は川崎市にある水中作業のプロ集団、株式会社渋谷潜水工業。この日はあいにくの曇り空で少々寒く波やうねりがありましたが、プロ達は気にもせず黙々と水中調査の潜水をしました。

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昨年より実験開始した別苅地区の海域では、若干コンブ生育は良いようです。これから舎熊地区にも潜水し、経年の統計データーを録る予定です。

気仙沼で森は海の恋人植樹祭行なわれる

森と海の関係を啓蒙し今や世界的に有名な宮城県気仙沼市の畠山重篤氏。彼が主催する植樹祭が6月7日に行なわれ、気仙沼の山間には多くの人々が集いました。

植樹祭は今年で27回目。今では世界中から参加者が集まり、㈱新日鐵住金チームも参加しました。藻場再生の関係者の一員の当方も一度は参加致したいですね。

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渚の花

5月28日、調査視察チームが増毛漁組藻場再生海岸への来町しました。

本村先生の愛弟子である北海道大学・北方生物圏フィールド科学センター准教授長里千香子先生と、新日鐵住金・加藤氏、いであ・笠原氏(通名Mr.ジュゴン)ら3名が、現地を視察しました。

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昨年から始めた別苅オタルマナイ実験区では、渚から観察。10年目を迎えた舎熊海岸では、胴長靴姿で海に入り、大きいコンブとの対話しました。カッパ姿もすてきな長里先生は渚の花のようでした。

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夜の懇親会には増毛漁協西野組合長と組合長差入れのボタンエビを焼いて食べながら藻場談義の花が咲きました。

北方生物圏フィールド科学センターHPはこちら

ニシンは来ている

石狩浜から浜益の浜そして増毛の浜がニシン漁の始まる例年の順序ですが、今年は増毛から北隣の小平近辺が大漁です。しかし増毛では、なぜか沸き立つ話題になっていません。

増毛の漁師達に聞いてみたところ、ニシンは魚群探知機に映る群れが薄いし、水揚げしても人出がかかる割に価格が安い。ニシンよりも別の魚種を獲ったほうが堅実なのだそうです。

 詳しくは北海道新聞で
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春の海を観察

 3月14日、東京大学の山本先生、東京海洋大学の藤田先生両名が別苅オタルマナイ海岸藻場再生試験区の経過観察のため来町されました。藤田先生はまだまだ冷たい海へ入り、水中の様子を直に観察。浜で見ているこちらの方も寒くなる思いでした。

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 現在の水中は、コンブの幼体を始め様々な海藻が観えてきているようです。
 その後の懇談会では、漁組組合長の参加し、増毛の春ニシン塩焼きなど数種の魚料理ををご賞味。魚談義に花が咲きました。

群来で浜沸く【石狩浜】

1月末の北海道新聞、石狩浜でニシン到来のニュースを伝える記事です。

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昨日の増毛は大雪で気温も比較的高く風も穏やか。ボタン雪が津々と降り積もりしましたが、雪質は湿りがちで春が近い趣きです。ニシンもそこまで来てるかも知れません。増毛の漁師は、春はやっぱりニシン漁から始まりたい。、一年の漁を占う賭けのような博打網、それが漁師かな。

藻場再生の浜で群来が興ること夢に見て腹にさらし巻く、今日は北島三郎的に。

北海道磯焼け対策連絡協議会と凪の増毛漁組藻場再生海岸の海中映像

 先日1月16日札幌市で平成26年度北海道磯焼け対策連絡協議会が開催されました。開催は今年で6年目です。今年の講演は株式会社アルファ水工コンサルタントの綿貫啓氏でした。

 会場には増毛漁組との新プロジェクトモニタリング担当、いであ㈱の笠原勉氏(増毛漁組の藻場再生事業の当初よりの東大山本先生会長の海の緑化研究会の事務局)や函館海洋技術研の山本隆造氏がこられていました。
 今年の協議会の様子は、近日中に道庁磯焼け協議会の事務局榊原主査より正式報告書が出されますので、公開後にはすぐにアップします。

 札幌に行く前日の15日、久々の凪でしたので、浜へ降りて水中を覗いてみました。磯焼対策10年間の実績ある舎熊海岸は色々な海藻が繁茂し、それを食べるツブ類が張り付いています。もうすぐコンブの幼体も見えてくるはずです。

 昨年秋施工の別苅の海岸石は岩海苔が真っ黒にこびり付いていて、これからが楽しみです。

冬の日本海に挑む

 2015年明けましておめでとうございます。今年も増毛町における藻場再生事例をアップしてまいりますので、よろしくお願いいたします。
 さて、年末の12月26日、大型低気圧通過後の日本海は天気晴朗なれど波高し。波のうねりは迫力が有ります。そんな中、東京海洋大学・藤田大介教授が来町し早速は別苅の藻場再生試験海岸へ。
 現場主義の藤田教授は、自ら水中観察調査です。白波の中の観察は、まさに格闘。
 藤田先生は藻類学・海洋環境学界第一線の研究者。水産庁磯焼け対策ガイドライン策定委員でもあられます。増毛の藻場再生事業の取組みにご意見をいただける事は大変光栄です。
 ちなみに、12月26日午後2時外気温-2℃、水温7℃西南西の風4mでした。

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北大へ訪問

 北海道大学工学部准教授、福嶋正巳先生の新しい研究室にお邪魔しました。資源化研究が専門で、数年前より沿岸施肥材でお世話になっています。

 今度の新しい研究室は、執務室と実験室が廊下を挟んでてるので研究には最適との事です。それにこの部屋はあのノーベル賞受賞者である鈴木先生が使用していた部屋だそうです。

 実験室は部外者立ち入り禁止ですので、廊下で先生のお写真をパチリ。

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先生自ら試験水槽へ

 藻場再生基材の基礎水槽実験場。今季の最終データー取りは東京大学山本光夫先生と北海道大学福嶋正巳先生がお二人でお出でになり12月2日の吹雪の中、自ら採水作業です。
 先般、福嶋先生は研究室は移動が有りました。行き先は、あのノーベル賞受賞者である鈴木先生が使用していた部屋である材料化学楝(MC-406)です。いつか出札時、お邪魔できましたら雰囲気を報告いたします。

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