東京大学山本先生は増毛での藻場再生事業を始められたお一人。故定方先生の一番弟子です。
コンブの生長の節目・節目には必ず自ら海に入ってコンブを観察します。今年も6月5日に来町され早速、海へ。コンブとの対話が一番大事とは彼の持論。
10年前、故定方先生も松永先生の論文を読んでの増毛へ登場でしたので、松永説と長く関わっている増毛浜です。
豊かな海を取り戻せ!北海道増毛町から発信する最新技術。このHPは増毛漁業協同組合が運営しています。
第5回目となりますの北海道磯焼け対策連絡会議が、1月17日札幌市で開催されました。今年は増毛・寿都チームの事例発表は無かったですが、昨年ご講演の中央水産試験場資源管理部、栗林貴範氏の研究が解り易いペーパーで紹介されていました。
会議の締めである意見交換会には、司会が道水産林務部松永課長、パネリストとして総括が原彰彦北大名誉教授のほか専門委員の嵯峨直恒・吾妻行雄・干川裕の3氏らが登壇しました。今年も様々な意見交換がなされ磯やけ対策の広がりに道筋をつけました。
※業界誌の掲載報告・道の公式報告は入手次第アップ致します。今日の増毛の海は少し春らしくなってきました。水中映像もお楽しみに。
栗林氏の発表資料はこちら
北海道日本海側は昭和中期まで大量のニシンが到来していた。日本海側の海藻の栄養は、そのニシン自身が運んでいた!

増毛漁組の藻場再生事業も15年目。今年も11月25日、別苅海岸で海中施肥が実施されました。継続は力なり=そして試験海域も初期の海岸へ
ここで、少々おさらい。私達の藻場再生事業の基本理念をちょっと整理してみましょう。
次の資料で技術面を再確確認。
発酵魚粉と表面改質製鋼スラグの混合物の製造方法、及び、藻場造成方法
1998年、北海道大学 松永勝彦教授から始まり、これまで沢山の方々にお世話になつての藻場再生事業。ここまでご協力いただいた皆様のお名前など年代順に整理し、順次掲載予定です。
2013年8月20日、和歌山市議会ご一行が来町され藻場実験域など視察されました。
引き続き10月2日、今度は和歌山県議会議員ご一行様が来町されております。今回は和歌山県議会農林水産委員会の県外調査で、県議会議員6名と県農林水産部長や水産振興課長ら12名が参加されました。
始めに増毛漁協の事務室で、新日鐵住金(株)の木曽氏により「鉄分供給ユニットを用いた藻場造成技術」と題した講演を行いました。
講演では、鉄鋼スラグの説明から始まり、平成16年舎熊海岸での実験効果検証や和歌山県田辺市での実験効果検証の話がありました。
その後、舎熊海岸に移動し現地視察を行いました。10月ということで、昆布はわずかしか生えていませんでしたが、ご一行は打ち上げられた昆布の厚みに驚いている様子でした。
鉄鋼スラグも利用して昆布を育てる取組み、新日鉄住金の堤氏のリポートが、国際環境経済研究所HPに載っています。
独立行政法人水産総合研究センター東北区水産研究所、生態系動態グループの紹介ページです。
グループ長である斉藤宏明先生の研究の一部は、過去にも当ブログで「鉄が海洋生態系に与える影響」をご紹介させて頂きましたが、他にも興味深い研究が多数あります。
詳しくは公式ホームページでご覧ください。
http://tnfri.fra.affrc.go.jp/sosiki/kakubu/group/web_seikan/seikan_home.html
独立行政法人水産総合研究センター東北区水産研究所、生態系動態グループの紹介ページです。
グループ長である斉藤宏明先生の研究の一部は、過去にも当ブログで「鉄が海洋生態系に与える影響」をご紹介させて頂きましたが、他にも興味深い研究が多数あります。
詳しくは公式ホームページでご覧ください。
http://tnfri.fra.affrc.go.jp/sosiki/kakubu/group/web_seikan/seikan_home.html
平成25年1月18日開催された平成24年度北海道磯焼け対策連絡会議の北海道水産林務部水産振興課研究普及グループ公式報告がアップされています。
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/sr/ssk/isokaigi.htm
大変興味深い報告内容です、是非ご覧ください。
春の増毛の海、海中映像も近々UPします。お楽しみに。
例年より吹雪の日も多く、残雪も多い増毛町。2月末、久々の凪の海岸。水温4.2℃の海中より元気なコンブの子ども達と他の海藻の映像です。