記事は去年12月とやや古いですが、長崎県でも鉄分供給による藻場再生実験を開始した記事が掲載されましたのでアップします。
※海守とは・・・
日本財団が(財)が海上保安協会や海上保安庁と協力して民間人による広域ボランティア活動である『海守』を設立しました。海上保安庁への情報提供や、海洋環境保全活動など「きれいで、安全で、豊か」な日本の海を守るためにさまざまな活動しています。
HPはこちらhttp://www.umimori.jp/pc/index.html
豊かな海を取り戻せ!北海道増毛町から発信する最新技術。このHPは増毛漁業協同組合が運営しています。
記事は去年12月とやや古いですが、長崎県でも鉄分供給による藻場再生実験を開始した記事が掲載されましたのでアップします。
※海守とは・・・
日本財団が(財)が海上保安協会や海上保安庁と協力して民間人による広域ボランティア活動である『海守』を設立しました。海上保安庁への情報提供や、海洋環境保全活動など「きれいで、安全で、豊か」な日本の海を守るためにさまざまな活動しています。
HPはこちらhttp://www.umimori.jp/pc/index.html
水産北海道2012年新春号に増毛漁組が取り組んだハタハタ資源回復の記事が掲載されています。㈱エコ二クスと寒地土木研究所との共同研究に当組合も協力しています。これまで紹介してきた施肥事業での藻場再生技術が完成するまでの資源回復の一つの方法です。
詳しい内容は鈴木敦吉記者の取材記事をご一読ください。
施肥基材を注入したブロックその上に人工海藻の設置、挑戦の価値ありと思います。

ニュースとしては遅くなりましたが昨年秋の増毛漁組の舎熊藻場再生試験海域沖でのハタハタ漁で久々の大型魚の水揚げの記事もアップします。この海域では5年前の藻場再生工事の翌年、海中調査でコンブの中から突然現れたハタハタ稚魚の群れが写った写真を思い出しました。
北海道磯焼け対策連絡協議会23年度会議が平成24年1月20日(金)札幌で開催されます。今回の基調講演は昨年増毛の藻場再生試験区を視察いたしました東北大学の吾妻行雄先生です。その後引き続き美国・神恵内・上ノ国の取り組みなどの報告が予定されているようです。
詳しくは北海道水産林務部水産振興課研究普及グループをご覧ください。
増毛漁組・新日鉄㈱チームの報告は今回ありませんが、会議には構成員として出席しますので、内容報告及び関連記事は後日UP致します。
今年の元旦は快晴・凪で最高のコンデションでした。舎熊藻場再生試験区の海中より新春のご挨拶を申し上げる予定でしたが、前日のおとそが抜けず、新年のご挨拶が出来ず失礼いたしました。近日中に初春の海中の様子を報告致します。
1ヶ月ぐらい前に入手した水中撮影用機材

VIO POV.HD
当方の使い勝手に手作りしました。

冬の増毛の海では悪天候が多く撮影チャンスがやっとでも厳しい。
でもこの寒い海でもコンブのお母さん(80cm位)は頑張っていました。新しい芽は石についているかもしれません。
今回は初撮影ですがだんだん上手くなりますのでお楽しみに。
去年の東京大学の全学ゼミナールに参加された東京大学先端科学技術研究センター特任研究員の松本真由美さんが、宮城の畠山重篤さんを訪ねたようです。
地震、津波の災難の中、それでも前向きに乗り越えようとする畠山さんのバイタリティーに感服。増毛からも応援いたします。
また、本日放送予定NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」で畠山さんが出演されるようで、こちらは必見ですね。
海岸の広い日本の漁師は全道全国みんな密接な関係を持っています。増毛沿岸の主力の一つは、ホタテ半成貝の出荷ですが、11月18日この度は3.11の震災復興に頑張っている宮城県雄勝町へホタテ貝を出荷しました。雄勝町と増毛漁組ホタテ部会とはすでに10年以上のお付き合いです。震災後、増毛町・漁組・ホタテ部会はすぐに義援見舞い金を届けたりしました。復興にも協力すべく今度は漁業への直接的支援です。
先日、雄勝町の関係者がわざわざ来町されました。
増毛の元気なホタテ貝は、周囲を山に囲まれた雄勝湾にお引越しです。雄勝湾はミネラル分豊富な伏流水が湾内へ流れ込むことで、大きく甘みがある高品質のホタテ貝が育つそうです。
増毛の秋の海、コンブに出会うタイミング、波(凪)・汐(透明度)・天気(晴れ)
三拍子揃う日はなかなかありませんが、10月22日早朝の撮影です。
水温は15.3℃元気なコンブのお母さんの出産準備模様です。
毎年恒例の増毛漁組植樹祭が10月22日、漁協婦人部が中心となって漁組所有林で行われました。
まず留萌南部森林組合の渋谷部長より作業要領の説明がありその後良い天候の中、ミズナラを丁寧に植えていきました。
今回はSTVどさんこワイドの取材を受けて作業で、皆さん緊張気味のどことなくぎこちない作業風景でした。放送予定日は11月28日(月)との事です。
植樹の大切さと詳しいお話は宮脇昭先生のブログをご参考に。
http://www.jise.jp/top1.html
9月16日、留萌管内体験観光サイト「るもい体験navi」主催の【「るもい」がっちり体験】が増毛町で行われました。体験コースは増毛果樹の実情を知って、ジャム作りを体験し、その後、浜辺に行き問題化している磯やけの実態と藻場回復しようとする取り組みを学ぶ現地講習。今回は山と海の同時体験する贅沢な内容でした。
今回は特別にアドバイザーとして北海道宝島旅行社の鈴木宏一郎社長と林直樹副社長も参加でいただきました。
→鈴木宏一郎さん北海道体験com「留萌・増毛の「宝物」を楽しんで来ました~♪」
14時より果樹青空教室と藻場再生プロジェクトの映像紹介とお話
15時30分より ましけマルシェでジャム作り体験
16時30分より 増毛漁組藻場再生試験海岸で現地体験
18時より 鈴木・林両氏と体験観光がっちりトーク
その後の懇親会では留萌振興局・留萌市・留萌観光協会・留萌観光連盟のメンバーとのだんらんで盛り上がりました。
気仙沼の漁師であるり、増毛町でも講演いただいた畠山氏がこのたび「鉄は魔法つかい 命と地球をはぐくむ「鉄」物語」という本を出版しました。
海にとって鉄分は重要、という観点から多くの経験や研究などを小学生高学年にもわかるように解説しています。機会がありましたら、是非ご購読を。
この本は、産経新聞にも紹介されていますので、切り抜きを掲載しておきます。


8月6日の東京大学全学体験ゼミ増毛授業の状況が道新旭川上川版に掲載されました。8月16日の新聞記事と重複しておりますが、こちらの方が詳しく書かれています。
小川正成記者の水中写真で、当時資源回復と藻場再生のエースとして沿岸各地に沈められたタートルブロックの現在の状況が良く分ります。やはり、コンクリートだけでは効果がなかったのでした。
来年の今頃、小川氏自身による同じタートルブロックの水中写真をお楽しみに。増毛の海の花咲か爺さん達(増毛漁組藻場再生チーム)の腕の見せ所です。