100年後を夢みて

 moba2011-10-22-1毎年恒例の増毛漁組植樹祭が10月22日、漁協婦人部が中心となって漁組所有林で行われました。
 まず留萌南部森林組合の渋谷部長より作業要領の説明がありその後良い天候の中、ミズナラを丁寧に植えていきました。
 今回はSTVどさんこワイドの取材を受けて作業で、皆さん緊張気味のどことなくぎこちない作業風景でした。放送予定日は11月28日(月)との事です。

 植樹の大切さと詳しいお話は宮脇昭先生のブログをご参考に。
http://www.jise.jp/top1.html

るもい体験Navi(ナビ)の体験

 moba2011-09-21-19月16日、留萌管内体験観光サイト「るもい体験navi」主催の【「るもい」がっちり体験】が増毛町で行われました。体験コースは増毛果樹の実情を知って、ジャム作りを体験し、その後、浜辺に行き問題化している磯やけの実態と藻場回復しようとする取り組みを学ぶ現地講習。今回は山と海の同時体験する贅沢な内容でした。
 今回は特別にアドバイザーとして北海道宝島旅行社の鈴木宏一郎社長と林直樹副社長も参加でいただきました。
→鈴木宏一郎さん北海道体験com「留萌・増毛の「宝物」を楽しんで来ました~♪

 14時より果樹青空教室と藻場再生プロジェクトの映像紹介とお話
 15時30分より ましけマルシェでジャム作り体験
 16時30分より 増毛漁組藻場再生試験海岸で現地体験
 18時より 鈴木・林両氏と体験観光がっちりトーク

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 その後の懇親会では留萌振興局・留萌市・留萌観光協会・留萌観光連盟のメンバーとのだんらんで盛り上がりました。

特集三弾目は増毛:水産北海道

 月刊誌「水産北海道8月号」の藻場再生特集は、先月の寿都・神恵内に続き第三弾で増毛が満を持して登場です。西野増毛漁組組合長や海中設置担当竹内氏、施肥基材製造担当相馬氏、そしてなぜか当ブログのディレクター仙北も掲載されてのフルキャストです。
 増毛町ではそろそろ暑寒川に鮭が遡上する季節。海から陸への栄養の移動を本能で持っている鮭は偉いです。
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畠山氏「鉄は魔法使い」出版

気仙沼の漁師であるり、増毛町でも講演いただいた畠山氏がこのたび「鉄は魔法つかい 命と地球をはぐくむ「鉄」物語」という本を出版しました。
 海にとって鉄分は重要、という観点から多くの経験や研究などを小学生高学年にもわかるように解説しています。機会がありましたら、是非ご購読を。

この本は、産経新聞にも紹介されていますので、切り抜きを掲載しておきます。
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元のもくあみ

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8月6日の東京大学全学体験ゼミ増毛授業の状況が道新旭川上川版に掲載されました。8月16日の新聞記事と重複しておりますが、こちらの方が詳しく書かれています。
 小川正成記者の水中写真で、当時資源回復と藻場再生のエースとして沿岸各地に沈められたタートルブロックの現在の状況が良く分ります。やはり、コンクリートだけでは効果がなかったのでした。
 来年の今頃、小川氏自身による同じタートルブロックの水中写真をお楽しみに。増毛の海の花咲か爺さん達(増毛漁組藻場再生チーム)の腕の見せ所です。

神恵内の磯焼け対策

moba2011-09-13-1東京海洋大学藤田大介先生指導の神恵内村の藻場再生事業が8月24日の道新と水産北海道7月号に掲載されています。
 神恵内村では事業区域も増やしてガンバツテいます。手法は、私たちの取り組みとは違う角度からのアプローチで、海藻の食害を減らそうとする取り組みです。

水産北海道 2011年7月号
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今週中には水産北海道-鈴木敦吉記者の取材での増毛の藻場再生もUPします。

畠山重篤氏 札幌講演 報告続2

moba2011-09-04-1前回札幌の昆布協会での講演が北海道三大水産情報誌である「月刊・水産グラフ」に再度掲載されていました。
 記事の最後に記者がコメントでチクリと疑問符を打っています。松永北大名誉教授の教えを忠実に継続実施し、結果を出している増毛漁組としては言いたかった一言ですが。でも世の中、色々な考えがあっても結果、北海道は「海」が元気になり「浜」が活気付けば良いです。

東大全学ゼミ 藻場再生 水中写真も自ら

moba2011-09-02-18月6・7日増毛町舎熊海岸藻場再生試験区で、東京大学山本光夫研究室の全学ゼミが開催されました。
 今年で4年目の実施で、北海道大学福嶋正己准教授の講義もありました。現場観察には北海道新聞旭川支局報道部の小川正成記者が取材。水中写真も撮影です。
 小川記者は水中写真も自身で写す道新内でも数少ないダイバー記者です。秋の増毛漁組施肥工事にも工事状況・その後の海の変化を水中撮影し追跡取材の計画もあり、頼もしい限りです。

月刊「水産北海道」藻場再生特集№1寿都町

 水産業界誌「水産北海道」にシリーズで藻場再生の記事が特集されました。
一回目は寿都町(藻場再生の増毛の妹?)での事業経緯や今後の展開で、大変よく分る内容でした。
 未利用水産資源も「終結型資源化再利用」は地産地消で御座いました。
 寿都町は真面目に取り組んでいますね。高性能で安価な施肥基材を工夫し、簡単で効果が長続きする施工方法でした。増毛町ともに頑張りたいです。

水産北海道 2011年5月号
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水産北海道 2011年6月号
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 次号は神恵内の特集、その次号が先日鈴木記者に取材して頂いた増毛の記事です。お楽しみに。
 8月6・7日は東京大学と北海道大学合同学外ゼミが行われています。UPをお楽しみに!

早稲田大学野球部應武元監督来町

 7月22日午後、日本ハムファイターズ斉藤祐樹投手の大学時代の監督、應武篤良氏が増毛町藻場再生実験場の舎熊海岸を視察しました。
 moba2011-08-04-1應武氏は、社会人野球新日鉄君津へ入社後、母校早稲田大学に招聘され、早稲田大学野球部で活躍。その時に斉藤投手が入学。
 監督勇退後の現在の所属は、新日鐵・スラグ・セメント事業推進部マネジャーです。そこでこの度、増毛漁組と新日鐵が行っている共同研究藻場再生実証海域への視察がなされたのでした。前説が長くなりましたが、当日は同社スラグ・セメント推進事業部遠藤部長・札幌支店鈴木G/Rと3での来町でした。
 流石、元キッチャーである應武氏は、胴長姿もカッコいいです、コンブを持ち上げ感動してくれました。 
 写真提供は偶然増毛漁組の藻場再生事業の取材で来町した月刊「水産北海道」の鈴木敦吉記者です。鈴木記者は大の野球通で、現役時代から應武氏の大ファン。名前の読みが一緒がきっかけとか。
 本題の増毛漁組の記事は来月8月号に特集されます。西野組合長、竹内担当にも確り取材してました。

畠山重篤先生お元気ニュース

 東北大震災から4ヶ月経ちました。津波でご自身も、ご家族・洋上・陸上の施設・船をも失う大被害を受けられた畠山重篤氏。しかし元気に再起し、自らの信念に基づき植樹祭も継続。また全国からの講演依頼にも応え、精力的に活動しております。

札幌にもお元気な姿をみせてくれました。苦難に遭われた後のお話は、以前にも増して力強さを感じます。水産業界新聞よりの記事です。

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2011東京大学全学体験ゼミ増毛日程

 今年で第4回目の開催になりました、東京大学全学体験ゼミ 山本光夫先生主催の「増毛開催講座」。今年は北海道大学福嶋正巳先生との同時開催で、一般聴講も可能です。

 藻場回復の研究に関する第一人者お二人の先生の講義です。高校生の方々の参加も歓迎です。現役の東大・北大の学生との交流も是非体験ください。

 今年の開催は8月6・7日の両日です。
お問い合わせはFAXで
 0164-54-9001
です。
 昨年の詳細はこちらのメンバー、松本真由美のオフィシャルブログで
http://yaplog.jp/m-mayu/archive/300

北海道区水産研究所 福田所長

 moba2011-06-05-1道新「ひと2011」で北海道区水産研究所の福田雅明所長を特集していました。文中で持論「海に生きる漁業者の直感は研究上、重要なデータになる」頼もしい一言です。
 ご検討御祈念申し上げ、是非増毛への来町お待ち申し上げます。

追伸、6月6日より増毛海岸の施肥試験区の定時の調査が行われます。結果の概要は近日中にアップ致します。

畠山重篤先生御元気です

 当プロジェクトの大事な先生の御一方、気仙沼在住の畠山先生。増毛でのご講演昨日のように思い出します。この度の震災では津波に見舞われたようで、心配しておりましたが、今日テレビで元気な御姿を拝見し大変
安心しました。
 この大変な時期でも植林作業を指揮したおられました。「孫子の代へと」森を未来へ残す行動力は流石です。
 週刊文春の「家の履歴書」には先生の震災での家族の無事やそして今後の目標も詳しく載っています。「一朶報春」だそうです。
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石油は誰が作った?

諸説ありますが、地球の起源で鉄の奇跡と藻類のなせる業。これが本命かもです。

 震災に隠れた日本の重大ニュース
その名は「オーランチオキトリウム」の大発見。沢山のブログの中より筑波大学の渡邊先生の関係から
http://tsukubascience.com/seibutsu/sourui_ga_sekai_wo_kaeru/
 
 海に囲まれた日本、増毛漁業協同組合も定款変更の手続き準備をしましょうかねぇ。石油の製造・精製・販売を業務へ追加なんてね。