月刊「水産北海道」藻場再生特集№1寿都町

 水産業界誌「水産北海道」にシリーズで藻場再生の記事が特集されました。
一回目は寿都町(藻場再生の増毛の妹?)での事業経緯や今後の展開で、大変よく分る内容でした。
 未利用水産資源も「終結型資源化再利用」は地産地消で御座いました。
 寿都町は真面目に取り組んでいますね。高性能で安価な施肥基材を工夫し、簡単で効果が長続きする施工方法でした。増毛町ともに頑張りたいです。

水産北海道 2011年5月号
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水産北海道 2011年6月号
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 次号は神恵内の特集、その次号が先日鈴木記者に取材して頂いた増毛の記事です。お楽しみに。
 8月6・7日は東京大学と北海道大学合同学外ゼミが行われています。UPをお楽しみに!

早稲田大学野球部應武元監督来町

 7月22日午後、日本ハムファイターズ斉藤祐樹投手の大学時代の監督、應武篤良氏が増毛町藻場再生実験場の舎熊海岸を視察しました。
 moba2011-08-04-1應武氏は、社会人野球新日鉄君津へ入社後、母校早稲田大学に招聘され、早稲田大学野球部で活躍。その時に斉藤投手が入学。
 監督勇退後の現在の所属は、新日鐵・スラグ・セメント事業推進部マネジャーです。そこでこの度、増毛漁組と新日鐵が行っている共同研究藻場再生実証海域への視察がなされたのでした。前説が長くなりましたが、当日は同社スラグ・セメント推進事業部遠藤部長・札幌支店鈴木G/Rと3での来町でした。
 流石、元キッチャーである應武氏は、胴長姿もカッコいいです、コンブを持ち上げ感動してくれました。 
 写真提供は偶然増毛漁組の藻場再生事業の取材で来町した月刊「水産北海道」の鈴木敦吉記者です。鈴木記者は大の野球通で、現役時代から應武氏の大ファン。名前の読みが一緒がきっかけとか。
 本題の増毛漁組の記事は来月8月号に特集されます。西野組合長、竹内担当にも確り取材してました。

畠山重篤先生お元気ニュース

 東北大震災から4ヶ月経ちました。津波でご自身も、ご家族・洋上・陸上の施設・船をも失う大被害を受けられた畠山重篤氏。しかし元気に再起し、自らの信念に基づき植樹祭も継続。また全国からの講演依頼にも応え、精力的に活動しております。

札幌にもお元気な姿をみせてくれました。苦難に遭われた後のお話は、以前にも増して力強さを感じます。水産業界新聞よりの記事です。

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2011東京大学全学体験ゼミ増毛日程

 今年で第4回目の開催になりました、東京大学全学体験ゼミ 山本光夫先生主催の「増毛開催講座」。今年は北海道大学福嶋正巳先生との同時開催で、一般聴講も可能です。

 藻場回復の研究に関する第一人者お二人の先生の講義です。高校生の方々の参加も歓迎です。現役の東大・北大の学生との交流も是非体験ください。

 今年の開催は8月6・7日の両日です。
お問い合わせはFAXで
 0164-54-9001
です。
 昨年の詳細はこちらのメンバー、松本真由美のオフィシャルブログで
http://yaplog.jp/m-mayu/archive/300

北海道区水産研究所 福田所長

 moba2011-06-05-1道新「ひと2011」で北海道区水産研究所の福田雅明所長を特集していました。文中で持論「海に生きる漁業者の直感は研究上、重要なデータになる」頼もしい一言です。
 ご検討御祈念申し上げ、是非増毛への来町お待ち申し上げます。

追伸、6月6日より増毛海岸の施肥試験区の定時の調査が行われます。結果の概要は近日中にアップ致します。

畠山重篤先生御元気です

 当プロジェクトの大事な先生の御一方、気仙沼在住の畠山先生。増毛でのご講演昨日のように思い出します。この度の震災では津波に見舞われたようで、心配しておりましたが、今日テレビで元気な御姿を拝見し大変
安心しました。
 この大変な時期でも植林作業を指揮したおられました。「孫子の代へと」森を未来へ残す行動力は流石です。
 週刊文春の「家の履歴書」には先生の震災での家族の無事やそして今後の目標も詳しく載っています。「一朶報春」だそうです。
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石油は誰が作った?

諸説ありますが、地球の起源で鉄の奇跡と藻類のなせる業。これが本命かもです。

 震災に隠れた日本の重大ニュース
その名は「オーランチオキトリウム」の大発見。沢山のブログの中より筑波大学の渡邊先生の関係から
http://tsukubascience.com/seibutsu/sourui_ga_sekai_wo_kaeru/
 
 海に囲まれた日本、増毛漁業協同組合も定款変更の手続き準備をしましょうかねぇ。石油の製造・精製・販売を業務へ追加なんてね。

ナマコからの朗報

 藻場再生の技術は色々な所で応用生かされています。
 北海道新聞にナマコ養殖の成功の記事が載っていました。成功の鍵は餌となる藻類がポイントとか。その繁茂に増毛の藻場再生技術が生かされて光栄に思います。自然界により近い環境での養殖が成功の決め手。増毛漁組も是非勉強してみたい技術の一つです。
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 チョツト雑学
子供:
「ナマコてどうして黒いの?」
知ったかぶりの近所の変な親爺:
「鉄を食ってるからよ」

海洋施肥技術が商品化されました

 これまで増毛漁組と新日鐵(株)で取り組み、各地の沿岸で試験を繰り返し実績をあげてきた海洋施肥技術が、いよいよ商品化されました。
 新日鐵(株)の詳しい商品紹介パンフレットがこのほど出来上がったようです。最後のページには、商品の安全性を確認した証明もついています。

「ビバリーシリーズ」

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ヒジキも語る

インターネット新聞JanJanの2009-09-22付けにとても興味深い記事を見つけました。
 チョツト時間は経っていますが、「鉄」をキーワードとする当ブログとしては、リンク漏れはアリエナイです。その他関連記事も分かりやすくてとても良いです。是非ご一読ください。

http://www.news.janjan.jp/living/0909/0909210501/1.php

石狩湾へニシン来浜一報

 moba2011-01-26-1ニシン漁解禁となり1月20日前後より厚田・浜益で獲れ出しました。
 増毛境界より南へ約25K、浜益漁港の旧知の船主である船頭、門脇智也氏の神宝丸を訪ねて来ました。
 moba2011-01-26-24・5日前よりの大漁となり今日も朝漁で1トン以上の水揚げ。午後漁にも期待が持てます。
 5K箱へ15尾入り大型漁(古老曰く5年生だ)です。ご好意に甘えての今夜はニシンのフルコースです。刺身・塩焼き日本海の春の力最高です。
 メスは大きな数の子パンパンでした。後4・5日で増毛沖も賑わ、ご期待ください。

磯焼け対策関連会議 報告速報

 moba2011-01-25-11月21日札幌市で北海道磯焼け対策連絡会議が開催されました。昨年に続き2回目の開催です。今回は200名以上の参加者でした。
  本年の各地における磯焼け対策の取り組み事例発表では、寿都町産業振興課瀧山修市課長によるプレゼンでした。昨年の増毛漁組・新日鐵チームの事例発表に続き醗酵魚粉+製鋼スラグ+チップ混合施肥材施工の事例発表で結果良好で安心しました。

開会に先立ち、開会は会長の北海道水産林務部技監佐藤雅春氏の開会挨拶でスタートしています。
(業界誌「水産北海道」より佐藤技監の紹介ページより)
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石狩挽歌

あと10日もすると石狩湾近郊は「石狩挽歌」模様・・・。藻場再生事業で御世話になった故定方正毅東大名誉教授は少年時代を小樽で過ごし、鰊には特別の思い入れがあったようです。
 と言うわけで、北海道の鰊の大漁時期の「ゴールドラッシュ」になぞらえて、12月の混獲鰊の燻製を入手しました。
 増毛の「煙遊会」作、鰊の姿冷燻食べ方をアップします。

 ①銀色の表面は金色(ゴールドフッシュ)に変っています。
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 ②頭を切って3枚におろします。
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 ③腹すの小骨部分と表面の皮を取り除きます。
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 ④用途に合わせてカット。
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 酒の肴にそのまま食するも良し(日本酒よりウイスキーに合います)。スライスタマネギの上に並べてバルサミコスを少々ふりかけても良し。和食には押し寿司。細かく切ってピザの上でかるく焼くのも合います。

増毛の研究寿都町でも活躍

1月5日付北海道新聞に寿都町の藻場再生事業の記事が掲載されていました。

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 寿都町は増毛町と良く似た水産の町。昔、増毛町はアワビ資源回復のため母貝を磯場が広い寿都町より分けてもらった事がありました。今、そのお返しにもなりませんが、少しでもお役に立てて光栄です。
 昨年初冬にはブリが大漁であったり、海に良いことすると色々な形で海は恩返ししてくれます。寿都町の今年の海も楽しみです。

2011年は国際森林年

 moba2011-01-06-1国連は2011年を「国際森林年」とすることを決議しました。これを受け北海道新聞元旦特集号は、北海道大学石城謙吉名誉教授のお話を掲載しました。
 紙中「再生への芽生え」のページでは当ブログに再三登場している北海道林業試験場の森林環境部、長坂昌子研究主任の「森・川・海」のお話が載っていました。

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そして当増毛漁組西野憲一組合長も参加している、北海道森林管理局の「にしんの森再生プロジェクト」のお話が載っておりました。

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 今年も藻場再生事業へのご理解宜しくお願い申し上げます。

2011年磯焼け対策関連会議スタート

「平成22年度北海道磯焼け対策連絡会議」が札幌市水産ビルで1月21日行われます。
 昨年は増毛漁組・新日鐵チームのプレゼンでしたが、今年は当ブログと良く似た名前の組織の中島泰氏のプレゼンです。詳しくは北海道水産林務部の公式サイトでご確認ください。

http://www.pref.hokkaido.lg.jp/sr/ssk/isokaigi

平成21年12月22日鹿児島県水産技術開発センターで行われた講演会での中島氏の活動の詳細はこちらのページで。

http://kagoshima.suigi.jp/kouhou/h21/091222moba.pdf