水産資源の向上ため当増毛漁組は10年来藻場再生事業に取り組んでいます。
今般、平成22年12月6日(月)に 日本鉄鋼協会、鐵鋼スラグ協会主催のシンポジュウムが東京大学 山上会館で開かれ、西野増毛漁協組合長がプレゼンします。
詳細はhttp://www.isij.or.jp/Event/Event/100311.htm
一般聴講も可能なようです、協会へお問い合わせください。
試験事業から本事業へ:壱岐市
長崎県壱岐市と新日本製鉄八幡製鉄所(北九州市)では、水産庁の水産基盤整備事業予算から補助金交付を受け藻場再生の本事業を始めました。記事に増毛は出て来ませんが、増毛の試験事業が参考になっているようで、なによりです。
詳しくは西日本新聞のヘージより
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/206047
COP10 生物多様性名古屋会議終了
生物多様性条約第10回締約国際会議全日程終了が終了しましたが、同時開催の関連会議の記事をアップします。
関連記事3件
その1、日本経団連自然保護協議会事務局長・岩間芳仁氏の道新インタビュー北海道(増毛漁組+新日鐵㈱チーム)から始まった藻場再生のことも話しています。
その2、COP10と同時開催の国際自治体会議で生物多様性地域戦略として北海道黒松内町より発表「黒松内方式」として評価受ける。将来海洋生物多様性へと議論が拡大されると海域保全では「増毛方式」として当ブログの試験事業もお役に立つ日も近いかもです。
その3、同じく名古屋で同時開催の森林保全と地球温暖化防止(REDD)会議。検索エンジンで「森林は二酸化炭素を吸収しない」と打つと約10万件はヒットします。吸収する・しない-著名な先生方議論白熱です。是非ご一読下さい。
ある先生の持論「地球の気温と二酸化炭素濃度とは相関結果はあるが因果関係はない-太陽の活動が原因だ」議論は色々。
姫路市からの視察団
谷口和也先生の最新活動のおひとつ
藻場再生事業の要人の御一人、東北大学名誉教授谷口和也先生の
最新活動が社団法人日本水産資源保護協会の機関誌平成22年夏号
に特集されています。
http://www.fish-jfrca.jp/index_jp.html
機関誌No.525 燈火のページです。
http://www.fish-jfrca.jp/02/pdf/seasonal_report/touka2010natsu.pdf
21年度の北海道磯焼け対策連絡会議の基調講演の内容が詳しく掲載されています。
ここのブログでは、海への栄養添加と鉄をメインとして藻場を再生しようとする事例を紹介しています。谷口先生もこの「栄養説」に傾聴されているようです。
企業協賛で藻場造成
10月17日の北海道新聞に神恵内村磯焼け対策の記事が載っていました。
多大な費用がかかる磯焼け対策を企業の協賛金で賄うプロジェクトで取り組む内容です。詳しくは道新記事で(記事クリックで拡大)。
神恵内村の磯焼け対策事業は以前より東京海洋大学の藤田大介先生がご指導されています。
先生のご活躍の関連ページの一部ご紹介します。
http://www.ahec.jp/images/technicalinfo/nihonsuisankougaku/nihonsuisankougaku2.pdf
今後のご活躍も御祈念申し上げます
継続は力なり:魚つき林
増毛漁業協同組合の平成22年度植樹祭が10月23日に行われました。
今年も女性部を中心に漁業者20名以上の参加です。晴天に恵まれたこの日、留萌南部森林組合大滝課長の指導の下、ミズナラの苗木250本の植樹作業です。
海と森の関連ページをご紹介します。
「産学管連携ジャーナル」2009年11月号の特集は松永勝彦先生の森林から学ぶこと「魚を育てる森
適切な間伐で再生し、森-河川-海の連環を生かす」です。
http://sangakukan.jp/journal/journal_contents/2009/11/articles/0911-03-2/0911-03-2_article.html
またこちらは北海道庁水産林務部の「北の魚つきの森」のページです。
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/sr/tsn/kitanouotsuki/kita_uo_top.htm
漁組系統連合会の北海道漁業協同組合連合会のお魚殖やす植樹運動のページです。
三重県志摩市から視察団
増毛漁組、水産庁全国磯焼け協議会へ招聘される
10月25・26日の両日、東京の水産庁で平成22度磯焼け対策全国協議会の事例発表が開かれます。新日鐵から堤直人主幹研究員、当増毛漁組からは担当竹内廣中氏がプレゼンテーションすることになりました。
詳しくは水産庁公式プレスリリースのページでご確認ください。
http://www.jfa.maff.go.jp/j/press/seibi/101012_1.html
一般傍聴も可能のようです、是非この機会に新日鐵・増毛チームの藻場再生への取り組みごお聴きください。
この協議会の委員長は東京海洋大学の藤田大介氏です。数年前舎熊藻場実証海域をご案内させて頂いたこと思い出します。先生の最近出版された本件に関する書籍もご照会します。

藻場を見守り育てる知恵と技術 (磯焼け対策シリーズ)
この本の中には当日プレゼンする北海道函館水試赤池章一研究主幹も
登場します。
高知県室戸市の藻場再生事業
もう7年目のお付合い。増毛へは何度もお出で頂いている新日鐵㈱堤主幹研究員が、2010年5月18日に高知県室戸市でプレゼンしています。
勿論、増毛の事も紹介されています。
http://www.kochi-tech.ac.jp/renkei/page/event_page/22lecture_page/pdf_lepo/2010_no1.pdf
何故、新日鐵㈱さんが藻場再生なのか大変分りやすいです。
海藻からバイオ燃料
北海道新聞9月17日コラム「ひと2010」に東北大学佐藤実教授が海藻からバイオエタノールを効率的に作ることに成功した記事が載っていました。
道新の詳しい記事と佐藤先生のページご紹介致します。
http://www.tohoku100-tv.jp/thisweek/091019/index.html
2ch掲示板を見ますとご意見さまざまです。
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1281741435/
海守(うみもり)
日本財団と海上保安庁の提供の海守(うみもり)のページです。
http://www.umimori.jp/pc/index.html (リンク切れ)
畠山重篤氏と新日鐵㈱堤主幹研究員の特集です。
http://www.slg.jp/pdf/news1001.pdf
海ブログより関連をUPします。
http://blog.canpan.info/umimori/archive/531
http://blog.canpan.info/umimori/archive/423
議論は色々です。でも人は賢い。
「うみもり(海守)の原点は海森」良い言葉です。
九州大学の白畑先生
9月2日Prof,ゴードン・H・サトウ氏とご一緒に増毛へお出で頂いた九州大学の白畑教授。とても画期的な研究をされている先生です。先日は時間も無く残念でしたがもっとゆっくりお話を聞きたかったです。
白畑先生をご紹介の関連ページです。
http://hyoka.ofc.kyushu-u.ac.jp/search/details/K001591/
藻場再生で受賞
ちっと前の情報ですが当ブログでは外してならないニースですのでUPします。
新日本製鐵㈱が増毛などの海岸で行なっている藻場再生事業が、第1回いきものにぎわい企業活動コンテストを受賞しました。
http://mizumidori.jp/ikimono-nigiwai/award_list/
新日鐵㈱の社内詳細情報はこちらから。
http://www.nsc.co.jp/news/data/20100531104110_1.pdf
コンブのおかあさん
増毛の海もウニ漁から鮭の季節ですが、藻場試験海岸より久々にコンブの水中映像お送りします。
今頃のコンブは抱卵の準備で厚く力強くなってきています。その揺れるコンブにはツブ貝達がしっかりしがみ付いて食事中。しかし試験区のコンブはどんなに食べても繁茂しているので食べ切れません。
コンブ達は10月下旬には母になります。この母コンブを干してかじって食べるとおいしいです。。
良く似た名前のページですが
藻場再生実現へのルートは色々あります。当HPでは磯焼けの原因を完全に「貧栄養説」の立場であり、地球温暖化になどによる生態変化による「食害説」は否定しております。しかし豊かな藻場を取り戻すというベクトルは同じです。
今後ともご健闘ご祈念申し上げます。
http://www.moba-project.jp/
鉄鋼スラグの藻場造成製品 新日鉄に全漁連のお墨付き
増毛の海がお世話になっている新日鐵㈱さんが「北海道ぎょれん」の上部団体組織から増毛の実績を高く評価されました。松永先生の教えを改めて思い出します。「点から線へ辛抱強く」
産経新聞 ニュース より
http://www.sankeibiz.jp/business/news/100903/bsc1009030501000-n1.htm
新日鐵㈱社内ニースより
http://www.nsc.co.jp/news/data/20100903112149_1.pdf
ゴートン・H・サトウ博士視察
9月2日サトウ・H・ゴードン博士は、4時間弱の増毛滞在でしたが藻場試験海域の視察し、また果樹園の見学後、増毛漁組で原田専務理事始め他北海道大学本村教授・新日鐵㈱の堤、加藤研究員、小林G/R、九州大学白畑教授との真剣な討議など、精力的に行いました。全くお年を感じさせないバイタリティーでございました。
過去何度もノーベル賞へノミネイトされている博士のフロジェクトの一つである、マンザナールプロジェクトの詳しいページです。
http://plaza.rakuten.co.jp/manzanarjapan/
この模様は日刊留萌9月4日付けに載りました
世界的に著名な科学者が増毛藻場を視察の予定
今年も増毛藻場試験区は色々な方々にご視察戴きました、
来月9月2日は遠くから著名な科学者がご来町します。海外からのご視察は韓国以来です。
アメリカより日系三世のゴードン・H・サトウ博士氏。
彼は2005年ブループラネット賞も受賞されました。
http://www.af-info.or.jp/blueplanet/list.html
博士を紹介しているブログです。
http://high-school.c.u-tokyo.ac.jp/lecture_time/2004w.html
http://blog.goo.ne.jp/coccolith/e/8721a8f4945176e6a33cfde32e7f3f32
短い時間の増毛滞在ですがお天気が良いといいのですね。
尚、ブループラネット賞で2006年には当ブログにいつもご登場戴いている宮脇昭博士も受賞されています。
「沿岸漁業復活プロジェクト研究会」を発足
JAPICの研究会の一つです。少し前の情報ですが当プロジェクトにとっても、とても重要な研究会ですのでUPします。
7月の増毛での新日鐵㈱主催の増毛藻場見学会にはJAPICの方々のご参加有難う御座いました。



