増毛の藻場再生の記事が業界誌「鐵の世界」2017年秋季号に掲載されました。
先日行われた北大での学会発表などが詳しく載っています。
実は執筆の記者さんは留萌出身の村山さんです。約10年前増毛で畠山先生・本村先生をお迎えして、増毛漁組藻場再生10年の記念講演を開催した際、総合司会をして頂いた村山ゆかり(留萌市議会議員)さんのお嬢さんです。不思議なご縁を感じます。今後の御活躍をご期待申し上げます。
豊かな海を取り戻せ!北海道増毛町から発信する最新技術。このHPは増毛漁業協同組合が運営しています。
増毛漁組他全国で展開している藻場再生事業がBSフジで
11月26日(日曜日) 13:00~13:55
に放映予定です。
増毛町別苅オタルマナイの藻場再生海岸より元気なコンブの映像をお届け致します。
3月17日撮影、色々な海藻のなかでコンブは特に目立ちます
北海道新聞のコラムにコンブの話が掲載されていました。とても興味深い話で、懐かしい境一郎氏のお名前も登場です。歴史をの一幕を担ったコンブは、料理の世界では世界語に成りつつある「ダシ」に欠かせないうまみ成分のかたまり。
コラム内の温暖化による海水温上昇と昆布生育不良との因果関係は、疑わしい事はこのブログで指摘しています。藻場荒廃は温暖化によって南の魚類が多くなり食害によって藻場破壊が進むとする「食害説」とは真っ向から反対し、このブログでは、藻場の肥料成分不足による「栄養説」をとるものであり、このコラムの真意とは異なる立場であります。
サケの記事もありましたので、おまけ記事としてアップしておきます。
先般増毛海岸の藻場試験場をご視察頂いた東京大学山本光夫先生が主幹する、腐植物質と海水の臨海試験場が運転再開致しました。
増毛町阿分にある水槽は新日鐵㈱の臨海試験場としてスタートし、コンブの生長等沢山の試験を行って来ましたが本年は先日来町された、日本の腐植学会の権威ある皆さんが関与する試験です。積雪が始まる11月中旬頃までの予定です。
6月4日冷たい雨の悪天候の中、当初から藻場再生試験に参画の東京大学山本光夫先生(故定方先生の愛弟子)と共同で研究者されている皆さんが、阿分の水槽試験と舎熊の藻場再生試験区に視察にいらっしゃいました。
数年前より増毛海岸の水質分析を手掛けられている腐植物質の権威、北海道大学福嶋正巳先生のほか、今回初参加の東京大学機構長松尾先生、中国東北大学ご出身で東京大学大学院留学の後現在は福岡県大牟田市にある有明工業高等専門学校物質工学科教授劉丹女史と福嶋研究室の院生田中君の皆々さんたち。
皆さま舎熊海岸の繁茂しているコンブに感動しておりました。
前日3日夜は増毛漁組西野組合長との懇談で、ご視察の皆さんには組合長からの新鮮な甘えびや増毛海鮮の差入れをお楽しみ頂き、藻場再生談議で大いに盛り上がり、またの再会をお約束致ました。
平成28年1月15日札幌市で平成27年度の北海道磯焼け対策連絡会議が開かれていす。
今年度のご講演は東北大学吾妻先生でした。その後、事例報告など情報提供がありました。北海道水産林務部の正式報告書は後日公開されます。