増毛町の漁組沿岸海域で藻場再生事業調査を10年弱調査を担当している(社)全国水産技術協会の笠原勉氏が、母校東海大学でOB技術士として出前授業を行いました。
笠原氏は同大海洋学部ご卒業後、いであ(株)に所属。
講義では、海洋調査を専門とする東京大学の故定方先生や現在は東京大学山本先生が会長を務める「海の緑化研究会」の事務局長として、増毛海岸など磯焼け対策の調査した体験をもとに、学生たちに講義しました。
豊かな海を取り戻せ!北海道増毛町から発信する最新技術。このHPは増毛漁業協同組合が運営しています。
増毛町の漁組沿岸海域で藻場再生事業調査を10年弱調査を担当している(社)全国水産技術協会の笠原勉氏が、母校東海大学でOB技術士として出前授業を行いました。
笠原氏は同大海洋学部ご卒業後、いであ(株)に所属。
講義では、海洋調査を専門とする東京大学の故定方先生や現在は東京大学山本先生が会長を務める「海の緑化研究会」の事務局長として、増毛海岸など磯焼け対策の調査した体験をもとに、学生たちに講義しました。
東海大学札幌キャンパスにはユニ-クな海洋生物学科があり、北大出身で北海道中央水産試験場にも勤務された櫻井泉教授から、在学生に役立つ講演を依頼されました。豊かな海オホ-ツク海と磯焼け海域日本海での水環境の違い、コンブ場における磯焼け要因を解説しました。コンブ場を再生させるためには鉄イオンを増大させ、成長期に栄養を付加させて形成させた泊村での事例を紹介しました。在学生40名が出席し熱心に聞いてくれ、再生させるキ-ポイントを質問する学生に感動しました。今後藻場再生事業では、情報の公開と支援ネットワーク構築と人材の育成が重要と感じました。